私達は、ある物事や人に遭遇するとその人独自の自動反応を起こします。例えば、失敗した時に、すぐに自分を責めて、自分を追い込んでいく人もいます。あるいは、失敗さえ、次へ繋がるステップとして嬉々としている人もいます。
又、苦手な人に会うと、逃げてしまいたくなる人もいますが、敢えてそういう人にも興味を持って自分の見解を広げようとする人もいます。こんなにも行動が分かれるのは何故でしょうか?これはその人の深層心理にある物事の捉え方によります。それをフレームとかフィルターと心理学では呼びます。
フレームを変えると行動が変わる!
人は、自分の行動を変えようと思う時があります。しかし、思うようにはいかない時もあります。それは何故でしょうか?それは、フィルターを変換しきれていないからなのです。フィルターは、人が常にどこに意識があるかで変わります。例えば、あるプロジェクトを推進している過程で、部下が失敗をした時に、短期的なスパンで物事を捉えている上司には、失敗は、致命的に思えます。だから、時に部下を責めるという行動にでるでしょう。
しかし、長期的なスパンで常に成果を意識している上司には、失敗はつきものであり、それも一つの成長のプロセスと捉えられます。だから、部下を責めるというよりは励ましていけるでしょう。
フレームを変える事が上手になると人生が豊かになる!
意識が、物事が効率的に進む事だけに向いていたら、起こる物事の詳細な出来事に心を悩ます事が多くなるでしょう。逆に、長期的なスパン、広い視野で物事を捉える習慣ができると人生の一つ一つに、今までとは違った意味を持たせることができる様になります。そして、独自な見方を柔軟に変換できた体験こそが人生を豊かにしてくれます。。
→次回をお楽しみに…